【作業目的】
ミックスでやる作業は色々あります
録った素材そのままでは音色や空気感、レベルバランスのバラつきがあるので、そういうことを調整して音楽的に聴きやすい状態にするのが作業目的です
3工程の中で最も音楽的な作業であり、エンジニアの色が出やすい工程ですね
【作業手順】
ここでは僕の手順を例にざっくり説明します
まずはパン(音の左右)を振り、フェーダーで大まかなレベルバランスを設定する
その後、必要な素材にEQ・コンプをかけて音の基礎を作る
基礎の音作りが終わったら、リバーブ・ディレイなどで空間を作り、場合によってはモジュレーションやフィルターなどで特殊効果を付けたりもする
音の方向性が決まったらオートメーションでレベルバランスを細かく調整し、それに合わせてエフェクトの具合も微調整
OKだったらミックスダウン(トラックダウンとも言う)
ミックスダウンとは、完成したミックスをステレオ2chにまとめて録音し直す(現代的に言うと新たにファイルを生成する)ことです
なぜわざわざそんなことをするの?と思う方もいるかもしれませんが、理由は次のマスタリングで説明します
そして非常に重要なこと
音作りはミックスダウンの時点で終わらせる
マスタリングに続きます
『マスタリングって何するの?』
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