【音楽制作の一連の流れ】
音楽制作は大きく分けてレコーディング、ミックス、マスタリングの3工程があります
ご存じない方のために1つ1つ解説していきます
【作業目的】
レコーディングは何もない状態から録音をする作業で、作品の素材を収録する最も重要な工程です
ここでいい素材が録れていないと作品のクオリティは上がりません!
ミックス以降の作業でなんとかなる場合もありますが、ほとんどの場合上手くいかないでしょう
ちょっと例えが悪いですが、腐った肉はどんなに腕の立つ料理人でも美味しい料理にはできないのと同じです
いいミックスはいい素材とエンジニアの腕があってこそ
【具体的な作業】
プロの制作現場では通常、本テイクの前に「プリプロ(プリプロダクションの略)」と呼ばれる準備的なレコーディングを行います
一度曲を録音して全体像を把握し、そこからアレンジや音作りの方向性などを決めるためのレコーディングです
曲の進行ガイドとしての役割もあります
プリプロのテイクがそのままOKになる場合もあるので、本テイクを想定して音を作るのが鉄則
本テイク録りでは全部録り直す場合もあるし、必要な音を録り直したり足したり…その時々で状況は変わります
プリプロで方向性が決まったらいよいよ本テイク録り
ベーシック録音(一般的にはドラムやベースなどの基礎的な素材録り)からオーバーダビングで重ねたり、「せーの!」で一発録りをしたり、これまた方法は時と場合によります
アマチュアバンドの場合は特に、少なくともドラムとベースはアイコンタクトを取りながら一緒に演奏した方がいい結果を生むはず
オーディオ、MIDIなど、全ての素材が揃ったらミックスに入ります(編集については割愛)
『ミックスって何するの?』
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